第62回いけばな協会展(3月1日~6日)が新宿高島屋で開催中です。草玉は第1期に出展致しました。
最近、私は「再生」をテーマに作品を制作しています。
骨格に使ったリュウゼツランは60年に一度花を咲かせると言われていて、咲き終わり、廃棄する寸前の葉を頂く機会がありました。最初は生の葉を利用しましたが、今回は乾燥させたものを使いました。春風に舞うユキヤナギと新しい年の門出を祝う桜。希望の桜、春風と共にまた新たな一年がはじまる、そんな思いで。
(部分拡大)
(草月流御家元作品)
このいけばな協会展はいけばな文化の普及発展、親睦などを目的とし設立され、今回は59派が出品しているそうです。各流派の作品を拝見しているだけで楽しく、また流派を越えお話ができたことも、とても勉強になりました。
若い人も多く、いけばなに興味を持つ方が多くいらっしゃることを感じました。
(生徒さん作品より:桃、ミモザ、チュ―リップ。春ですね)
(桃、アイリスが咲いたら素敵に変身しますね)
(シンプルで素敵です)
(15分でできた作品とは思えません、よくできましたね)
草玉社中のみなさま、一年前の銀座で開催した社中展覚えていらっしゃいますか。協力しあい、本当に楽しい社中展でしたね。御家元もなんてアットホームで楽しそうな素敵な展覧会なのでしょうとおっしゃって下さいました。あれから海外、地方に転勤になられた方々も今やリモートお稽古で繋がっています。花から始まる人の輪がつながって行くことを嬉しく感じます。