• 草玉ブログ

書といけばなの出会い展

ご無沙汰しております。
梅雨に入ったとはいえ、心地よい風が吹いております。
皆さまお変わりありませんか?

5月28日から6月2日まで、銀座セントラル美術館で、「書といけばなの出会い展」が開催され
草玉社中では師範有志が出品致しました。
期間中は何年振りでしょうか、毎日早朝、人通りの少ない静かな銀座中央通りを抜け、会場までいそいそと通いました。
どこからか鐘の音が聞こえ、ふとウイーンの街をすがすがしい気持ちで歩いたことを思い出しました。

会期中は2500人くらいの来場者があった模様です。
後期は、入口横の迎え花を私たち草月流の草玉社中が制作致しました。

生け花   300×300

「爽やかさ」をテーマに、新緑の木々のグラデーションと水面に浮かぶアジサイの
すがすがしさを、イタヤカエデや夏ハゼを使い表現しました。

迎え花制作者たちで、水面と木々を風が吹き抜けるようにつなげるオブジェをワイワイガヤガヤと作ったことも楽しい思い出になりました。

個人作としては、茜書研主宰 鴨田茜竹氏の騰踊(フラッシュダンス)という書の前に、
作品を飾らせて頂きましたが、ある時作者の書家が近づいてこられ、
満面の笑みを浮かべ、「ありがとう」と握手を求められました。
まさに書といけばなの出会い展の喜びがそこにありました。

生け花 生け花

忙しい介護の合間に会場を訪れ「落ち着いた空間にある花と書を観て癒された」という方、
遠くから駆けつけて下さり「書と花こんなに合うとは。爽やかな気持ちで帰れるます、是非又来年も」と言われた方々、
母親の作品を見て「見直した!」と笑顔のお嬢さん。
何と「携帯の待ち受け画面を、草玉社中の迎え花に替えた」という
嬉しい声も、社中以外の人から、届きました!
会場はまさに、書と花とそして人の温かい出会いの場となりました。

主催された(株)修美社の方々に、御礼申し上げます。

生け花       生け花     生け花     生け花

草玉社中の皆さま、楽しかったですね。
お疲れ様でした。

生け花     生け花    生け花    生け花     生け花 生け花

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