• 草玉ブログ

水戸県民大学 作品展

1月20日、今日は大寒。
一年で一番寒い日です。こちら(千葉)は雪がちらほら降っています。
皆様、お変わりありませんか?

1月15日、茨城県民大学「花育でリフレッシュ」講座の作品展がありました。
生け花

昨年春、この講座スタート直前に東日本大震災が起こりました!
会場予定地の水戸三の丸旧庁舎の一部は崩れ落ち、実施が危ぶれましたが、震災で傷ついた人の気持ちを元気付けるためにも、花を通じてリフレッシュするという私の講座を是非開いてほしいという要望がありました。

生け花 草玉の迎え花

事務局の方が働きかけてくださり、水戸市内の有名紅茶専門店「紅茶館」のご厚意により、紅茶館の2階をお借りして無事開催にこぎつけました。
私のこの講座に賭ける思いを知り、惜しみなく協力してくださった水戸南町の商店街、よこすか花店トツカフローリストの皆様そして県民大学の事務局の方々のご尽力無くしては始まらなかった講座となりました。

生け花

思えば初めて講義のため水戸に近づく車窓の景色に、ブルーシートをかけた家が多いのに驚いたものでした。
お店の陳列棚が倒れ、花器が割れ、整理が大変だったことや地震で花を買うどころでない街の人に花束を差し上げ涙を流し喜ばれたこと、倒れたタンスや食器で片付けが大変だなど、会う人ごとに地震直後の話をお聞きし、互いに目を潤ませたこともしばしばでした。この講義を通して、水戸のみなさんに元気をあげてほしいとも言われました。

生け花

花の力、そしてたくさんの人の思いは笑顔を運び、花開くことを実感しました。
こんな私でも、皆さんのお役に立てたとしたら、心からうれしく思います。
人は一人では生きていけない、今回もそれを思い、笑顔の素敵な水戸の方々に会えたことを誇りに思います。

昨年秋から続いた10回の講座の最終回、「あたごふれあいフェスティバル」にかけたその作品展では、それぞれの感性が表現され、見た人の心に響く作品が出来上がりました。

生け花  生け花
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生け花 生け花 生け花 生け花 生け花 生け花 生け花

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