紅葉の季節も終わり、本格的な冬の到来を知らせる雪の便りも入ってきました。みなさまお変わりなくお過ごしですか。
11月はインドネシアの方々に5日間の「いけばなの集中レッスン」とデモンストレーション多数をご覧頂きました。花が大好きでいけばなを習いたいという真剣な眼差しに圧倒された5日間でした。
(demonstrationの一部から)
参加者全員から「楽しかった」、「もっといけばなを学びたい」という感想がありました。準備に時間はかかりましたが、インドネシアという国に興味と親近感を覚えました。
日赤医療センターでは12月2日~4日、華道部の展覧会がありました。今年のテーマは「自作花器にいける」でした。ことしも課外授業の一環で、生徒さんは花器作りに挑戦しました。花器制作の際はずいぶん悩んだようでした。しかし、自作花器には愛着があると見え、いざ花をいける段になると、みなさん実に生き生きとして楽しそうでした。華道展をご覧になった患者さんはじめ来訪者の方々からは、「癒された」「病院でいけられた花を見られるなんて、幸せ」「先生のいつもの態度とは違う心の優しさをいけばなから感じた」、「心が癒された」、「毎日病院に来るのが楽しくなりました」等がアンケートに書かれていました。
松戸市国際交流協会(12月8日)のクリスマスパーティー花を装花しました。花の周りに笑顔の輪が広がりました。