暑中お見舞い申し上げます。
例年のように暑い夏がやってきましたね。
ですが関東地方はこの2、3日、高原にでも行ったような涼しさです。
皆様は如何お過ごしですか?
海外の生徒さんから手紙やメールが届いております。
その写真を見ると、まるで私もその景色の中にいるようで気持ちが解放され、以前滞在した街を思い和んでいます。
メールや手紙を下さった方々、ありがとうございました。
(7月8日、夏恒例草月流草玉クラス研究会を開きました)
ところで実は・・・
先週、サンダル履きの素足の甲に机が落ち、骨にひびが入り、目下、松葉杖の生活をしています。生まれて初めてす。一か月はかかるようです。
災害って思いもよらないときに、起こるのですね~、我ながらびっくりしてます。
でも、家の中のバリアフリーにしなくてはならない箇所が判ったり、車椅子で生活しなくてはならない障害者の方の気持ちも少し判り、とても良い体験をしています。
(2012年夏研究会生徒さん作品から)
竹ひご(編む、折る、曲げる)を入れ込んだ作品
病を強いられた人々が明るいのは「置かれた状況を受けとめる強さ」を持っているからなのだろうと思いました。
ベットから起き上がれない状態でも、今までの思い出があるから写真を見るだけでも嬉しいとか、
口のきけない状態でも、英語の歌を勉強したいとか、手の使えない状態でも動かせる数本の指を使い人の為にマフラーを作ろうとする。
健常者がかわいそうなどと思う前に、障害者はその少ない自分の動かせる身体をフルに動かして頑張っているのだな~と、そんな状態でも周りの人に笑顔の感謝を忘れないようにしているのだな~と、頭の下がるおもいです。
この一か月、せっかくの何も動けない夏休み、私は健全な手と目と耳を使い、
今まで読めなかった本やできなかったことを、時間をかけてゆっくりとやって行きたいと思っています。
7月9日鎌ヶ谷西小学校花いけ
(生徒さん3人といけてきました。小学校の生徒の皆さんが好奇心のある可愛らしい眼で私たちを見てましたよ)
7月の生徒の作品から