• 草玉ブログ

桜の下

皆さん、いかがお過ごしですか。

かれこれ10年前からでしょうか。
我家の庭先が一面の黄色と紫色二色の花で様変わりする時は。・・・?
黄色の花-オオキバカタバミそして紫色の花はムラサキハナナです。
どちらも言うなれば雑草?、野草の花です。
今年も雪が降ったり、三寒四温のはっきりしない気候が続きましたが、やはり、元気に咲いてくれました!

生け花

3月は用事で北九州へ行き、菜の花と桜が満開の筑後川のほとりを歩きました。
陽はさんさんと降り注ぎ、風はやさしく、心身ともにゆったりとした気持ちになりました。

生け花 日本赤十字社医療センター情報誌

表紙に私の作品が掲載されています。
「桜の季節は日本中が温かい気持ちになります。子どもも花も育むことが大切ですね。優しいお母さんの心の色を花で表現してみました。」作者のことば。

4月3日~4日にかけては何と!毎年40万人の人出があるという桜祭りの露天の手伝いをしました!
初めての経験です。
草月展開催の準備、舞台裏はそれは大変なものがありますが、何事も主催側になるとその準備たるや、どの世界も同じなのだな~とつくづく思いました。

(生徒さんの作品を掲載します)

生け花 生け花 生け花

事の起こりは、息子が人と自然相手の仕事を経験してみたいと思い立ったことでした。
息子は幼い頃から春になると楽しみにしていた地元のさくら祭りに、いつかお客を招く主催者側になり、地元の仲間達と露天を出してみたいと思っていたそうです。

生け花 生け花 生け花

「松戸市常盤平さくら祭り」に「さくらカフェ」と称して参加したのを、私も及ばずながら母親として少々手伝ったのです。

生け花 生け花

「すべて完売なの!それはよかった。又来年もよろしくね」
隣で初めて出店したという地元の酒屋の人たちが、片づけが終わり帰ろうとする私達に向かって、景品が出た時鳴らすあの大きな鐘を高らかに鳴らし、笑顔で送ってくれました。
東京に近い「松戸」という街も捨てたものでない、愛すべき街と感じました。

生け花 生け花

毎年春の到来を真っ先に知らせるさくら祭り。今まで抱いていた桜に対する感傷や思いは、今回の息子の露天出店という経験で、さくらの下には人々の熱く通い合う心が、春風と共に過去、現在、未来を吹きぬけて=人と出会い、微笑み、別れ、人生のトンネルと思いました。

生け花


今日は快晴!
今年最後の見納めの桜を観に、過去と現代、未来の桜吹雪のトンネルを歩いてみようと思っています。

追伸
 1 食べる事大好き、料理大好きな草玉クラスの皆さんのためのお待ちかね、
  「毎年恒例の料理教室」が、いよいよ5月8日土曜日に開催されます。
  皆さん奮ってご参加ください。
  詳細は各クラスで御紹介します。

2 母の日のプレゼント花のレッスンを各クラスとも4月の2回目に予定しています。
  自作のプレゼント花を日頃お世話になっているお母様に差し上げたら、きっと
  喜んでもらえますよ。

  草玉

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です