災害に、負けず生きよと、桜咲く。
東日本大震災で被災した方々に心よりのお見舞い申し上げます。
国内外の草玉社中の皆様、無事お過ごしでしょうか?
私は元気です。
今回ほど、言葉がこんなにも薄っぺらで、虚しいものか感じたことはありません。ブログを更新することができませんでした。
被災の様子を見ながら涙ぐむ母の部屋に、花を買って飾りました。
地震の日、色々お世話になった友人に花のプレゼントをしました。
こんな時にと思いましたが、庭の花だけでは何だか寂しすぎると、花を買い活けました。ホッとしました。
今週のアリス
草玉クラスは4月8日から再開しました!
お稽古の再開を楽しみにしていました。
生徒の皆さんからたくさんの、本当に心温まるたくさんのメールが国内外から届きました。
嬉しかったです。
私は私のできることをしていこう、そう思いました。
主人が何を思ったか、この余震の続く最中、昔ドイツで買った綺麗な音の出る花模様の振り子時計を修理し、見事その時計は15年振りでしょうか?時を奏でるようになりました。
この時計を見ていると、チエルノブイリ原発事故当時の不安におののきながらイスタンブールで生活した日々、逃げ惑ったけれどこの国で生きていくしかないと笑っていたドイツ人、実家が水害に遭った時の放心状態の母の姿を思い出します。
ドアを開け、光の向こうに「大丈夫でしたか?」「ああ、よかった」
生徒さんたちの顔が浮かんで、ホッとしました。