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オランダの旅ー3、平和宮を訪れて

オランダにある「平和宮Peace Palace」を訪れました。

ここには国際司法裁判所がおかれています。国と国との争いを武力ではなく、法によって解決していくための場所です。国際司法裁判所では、各国から選ばれた15名の裁判官が、平和と正義のもとに国家間の紛争を裁いています。

 

 

 

 

 

 

レンガ造りの外観は、まるでお城のように重厚で、その姿には長い歴史をかんじました。そしてこの建物には、世界各国が寄せた「平和への願い」が静かにこめられたているように感じました。

 

 

 

 

 

 

 

2026年3月に開催した「今村草玉社中展」のテーマは「花と微笑みから平和は始まる」でした。古木に咲く花、水面に浮かぶ花びら。時の流れの中に命のつながりと平和への願いを託して表現した作品でした。イスラエルから一時帰国し作品を制作した後、またご主人と娘さんの待つイスラエルへ笑顔で戻っていかれた生徒さん。いまごろどうされているのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

戦争の悲劇を忘れてはいけない!八月の日本では広島、長崎で平和を願う式典が行われています。そんな時期に平和宮を訪れたことも何かのご縁があったのかもしれません。

ふと、父のことを想い出しました。陸軍士官学校にいて、戦争の最後の日を経験した父は当時の兵士たちの生々しい様子や混乱、人々の暮らしについて、折に触れて話してくれました。そしていつも口癖のように言った言葉があります。

 

 

(ノーベル平和賞を受賞したネルソンマンデラ氏の銅像と)

「戦争は二度としてはいけない。感謝を忘れずに、人の為に尽くしなさい」平和宮を前にしてその言葉が改めて心に浮かびました。

戦争のない世界。誰もが微笑みながら、当たり前の毎日を過ごせる世界。

 

(平和宮の庭)

 

 

花をいけることが、すぐに世界を変えるわけでもありません。それでも、花を通して人の心に小さな安らぎや微笑みを届けることができるかもしれない。できるだろうか。

微力な私にできることはなんだろう。そんなことを考える旅となりました。

 

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