• 草玉ブログ

日赤医療センター華道展から

買い替えたばかりのPCの調子が悪く、ブログを書けないでいました。ブログに載る生徒さんの作品を楽しみにしている方からご指摘がありましたが、やっと直りました!

12月6日~8日まで日赤華道部の展覧会がありました。今回のテーマは(1)作品に青い色を入れ、医療従事者に感謝を伝える、(2)60年間生き、たった一度だけ花を咲かせたリュウゼツランに畏敬の念を持ちつつ作品を創る、のふたつでした。

展覧会を終え、一番多かった反応は「元気が出ました!」でした。その他にも「ここは病院なのにホテルのようで嬉しい」とか「作品の一番見える特等席で座っていたい」などの嬉しい言葉や外国人のご夫婦が何度も作品を観に来られていましたよ等々でした。朝日新聞社の記者が取材に来られ、12月7日の朝日新聞の千葉版にリュウゼツランと私の記事を載せて下さいました。また手賀沼をこよなく愛するKさんがFacebookに「あのリュウゼツランが蘇った!」と嬉しい文と動画を載せてくださいました。

そのリュウゼツランの株に初めて対面した時、伐採されたばかりでその様相は荒れ狂っていました。それが草月会館、そして日赤医療センターのどちらの会場でもおとなしく私の意のままに動いてくれたのです。会場に相応しい美しさに変貌し、時には凛として時にはやさしくその場を和ませてくれました。長くいけばなに携わっていますがこれほど植物の生命力を感じたことはありません。魂があるようにも感じた程でした。リュウゼツランの御蔭でたくさんの花好きな方と知り合いになりました。まさに花を通して、リュウゼツランを通して人の温かな輪が繋がっていくのを感じています。

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