日本は紅葉の素晴らしい季節を迎えています。皆様お元気におすごしでしょうか?
(500X500X300)
11月3日と4日にわたる新宿区主催「和を伝えるプログラム」にて、草玉社中はいけばなデモンストレーションといけばな大作体験のイベントを担当しました。We partipated in Experience program of Japanese traditional culture which was supported by Shinjuku City Government, Tokyo.
(雅楽演奏者と)
私たちの作品のテーマは「新宿のビルの谷間に紅葉の世界を表現しよう!」。いけばなを知らない一般の方々と一緒に共同作業で日本の美しい紅葉の世界を作り上げたい!と考えました。The theme of our work is “Bring beautiful autumn to Shinjuku”.
(左側150X180X260)
初めはどんなことをするのだろうと観客数は少なかったものの、音楽と共に草玉のデモンストレーションが始まると、いつの間にか人が集まって来ました。皆さんが器に花を挿す頃になると、楽しそうな様子を眺めるたくさんの方々の輪ができていました。
(右側180X200X300)
日本人はもちろんフランス人、中国人、アメリカ人、タイ人・・・。出来上がった作品を眺める方々から「素敵、京都に行ったみたい」と声が上がりました。
事前に何度も花屋に行き、交渉した甲斐がありました。植物は生もの、特に紅葉の色付き具合は産地の気温次第で微妙なため、追い求める紅葉ハンターのような気分で、最適な花材を前日ぎりぎりまでねばり、選びました。
観客のみなさんの笑顔を見ていると、そんな苦労も忘れます。やはり、日本のいけばなは素敵ですね。