秋の月、夜の存在が一段と輝いて感じるのは、さやかに照らす月のせいなのでしょう。皆様はこの時季の月を眺めて何を感じますか。
(我が家に咲いた彼岸花と紫式部をいけましたー秋ですね)
(高瀬)
(佐々木)
(じゃすみん)
(前東)
(西山)
(原)
実家の道路を隔て小高くなっている所に、形の良い松がありました。松から月がきれいに見えました。月の輝く季節には二階の日本間で琴を弾いていたことがあります。辺り一面がひっそりとして、透き通った月明りが見守ってくれているようで心が落ち着きました。一階で両親がその琴の音を聞いていたようでした。
(メルセデス)
(田中)
ヨーロッパ生まれの生徒さんに日本の習慣であるお月見の話をしたところ、月を眺め深く感じることはありませんと、事もなげに言い放されてしまいました。
(かなえ)
(弥永)
十五夜や十三夜に花を飾り、風月を愛でる習慣のある日本の心は、いつまでも大切にしたいと思います。ちなみに日本生まれの生徒さんたちに「月を愛でることはありますか」とお稽古中に尋ねましたら、ほとんどの生徒さんからありますという答えが返ってきました。「お月見いいですね~」と。
(関口)
(北村)
(小宮)
話は変わり10月2日の東京都のイベント「大人の伝統文化・芸能体験」のパフォーマンスには何を表現しようかと迷いました。暑い夏が過ぎたばかりで、紅葉にはまだ早く、やっと秋の花々が花屋の店頭に並び始めているところです。
(斎藤-基本型傾真の後ろいけ練習)
(西岡)
イベントに参加された方々に暑かった夏の身体を休ませて頂き、リラックスできる空間をこの時季の旬の花材を使い表現できたらと思います。イベントに参加されるみなさま!どうぞ当日は日常を忘れ、日本の伝統文化である「いけばな」を、古人(いにしえびと)がその風情を味わったと同じようにゆったりと楽しんで頂けたらと思います。
:下記の作品はかねてから日赤華道部の生徒さんとのお約束で、今月はコサージュ制作でした。ご自分の感性を生かして、自由に楽しんで頂きました。
10月お稽古日
新宿いけばな教室 10月1日(土)、15日(土)
渋谷 10月13日(木)、27日(木)
千葉県松戸教室 10月12日(水)、26日(水)、29日(土)
渋谷親子花教室 10月8日(土)
*10月2日東京都主催「大人の伝統文化・芸能体験」立川市女性総合センター
*10月19日~24日 第103回草月流いけばな展開催(日本橋高島屋)