• 草玉ブログ

大海原の先に見えたもの

ご無沙汰しております。
天気に恵まれたゴールデンウィーク如何お過ごしでしたか?
どこに行っても新緑のみずみずしさに心を奪われる、良い季節になりましたね。

生け花 (渋谷区千駄ヶ谷 レストラン アリスガーデンでの作品)

ところで5月28日~6月2日、東京セントラル美術館で開催される「書といけばな出会い展」に出展される草玉社中の方々は、きっとゴールデンウィーク中も自然界に目をやり、全ての感覚を研ぎ澄まし、ご自分の作品作りに落ち着かなかった人もいたのではないでしょうか?

生みの苦しみって、経験しないと分からないものですね。
その時は大変ですが、通り過ぎるとその経験が楽しくもあり、生け花作家にとっては植物をじっくり観察し、自分の心と感性を響かせていく、なかなか普段の生活では味わえない時間です。
出品者のみなさん、その時間を楽しんでくださいね。
飛躍するための一歩であり、そして自分と自然をじっくり観察する機会です。
生け花 生け花

ゴールデンウィークの少し前、私は四国を回ってきました。
学生時代に四国旅行の計画を何回か立てましたが、その時は誰からか特長のない所よと言われ、実現せず、今回やっと実現しました。
結論として、四国は見どころが多く、好きになりました!

生け花 生け花

四国には松山城、高松城など城がたくさんあり、色々観ていく内に、ふとドイツのライン川沿いで見た
数多くの城跡を思い出しました。
城は人間の野望の塊と感じます。
しまなみ街道、琴平、道後温泉、高知。自然、人、すべてが穏やかでした。
それに海のもの、果物が美味しい!

太平洋が一望に見渡せる海岸線に立つと、先人たちが大海原を眺め、その先の見知らぬ世界に希望と夢をはせた気持ちが分かるような気がしました。
そう、高知出身の龍馬のように。
(そういえば、先日コラボしたイチムジンさんも四国高知の人でしたね! お元気で頑張っていらっしゃいますか。)
生け花

どんな時代に生きていても、未来をみつめ何かに必死に向かう人の姿は美しいですね。
みなさん、一緒に頑張りましょうね。

今月の生徒さんの作品から
生け花 生け花 生け花 生け花

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