勅使河原茜家元継承10周年記念、第93回 「花のちからを信じて」草月いけばな展が盛大のうちに終了致しました。
元気になあれ!
東日本の方々に希望やエールを送りたい。そんな気持ちから、塩害に強い花と言われた、元気が出るヒマワリを使いました。
枯れヒマワリもいつかその種子が大地に落ちて、元気なヒマワリに生まれ変わる。
100本以上の絡まり合う黄色のヒゴは、荒れ狂う津波や世界です。
再生を願いました。
今回社中から蜂谷さん、杉山さんのお二人が出展致しました。
偶然にも作品の前で、やむなく転勤などで草玉社中を去った人たちの顔が集まりました。
まるで同窓会のようでした。
夢のような緊張と、喜びの草月の祭典は終わりました。
瞬間、瞬間、大事な時のひだが重なり合い、色々な人に生かされながら、又いつもの日常が始まりました。
来年の足音が近づいています。
追伸
12月から2月までの草玉社中は、華展やパーティ花、ディスプレー花など、仲間たちとの楽しい制作が続きます。
人々の笑顔が花の間から見えるから、やっぱり花と遊ぶことはやめられそうにありません。
生徒の皆さん、寒くなりますからくれぐれも御身御大切にお過ごしくださいね。
(11月は収穫の秋!生徒さんたちの野菜やくだものを使った作品をご紹介します)