• 草玉ブログ

デザイン墓石に花を創作する

6月3日は、初夏を通り越してとても暑い日でした。
私は筑波山を右手に見ながら、眩しい光の新緑が波打つ中を通り抜け、茨城県にある墓石展示会場(6月4日~6日)に行って来ました。
生徒さんがこの会社に勤めていて、以前から展示会を是非草月流で飾ってみたいと思い、今回それが初めて実現したのでした。

生け花

「デザイン墓石」耳慣れない言葉ですが、皆さんは御存知ですか。
私は知りませんでした。

                        生け花

大地の詩、雄大な自然に抱かれて、空の音色、和と洋の感性が融合したモダンテイスト、造形美。
「祈りのこころ」をカタチにするという発想でお墓のデザインに取り組んできた・・・

(インターロック株式会社のパンフレットを拝見すると、心に響く素敵な言葉が記載されています) 
墓石と言っても最近では従来とは異なり、それぞれ個人、家族の想いを込めた様々な色と形の墓石があるのだな~とつくづく感じました。

生け花

草月流では、屋外に作品を制作する時、天候や期間を考え、竹やつるを使用することが多いように思います。 
今回は墓石展示でもあるので、極力、花や枝など生の植物を使いたいと皆で考えました。
思いが込められた墓石のフォルムを見ていると、自然と構想が湧いてきて、楽しく活けることができました!
植物を使って表現する草月の造形美と最新のデザイン墓石とが融合し、墓石がおしゃれでクールに映えていました。

生け花 生け花

直射日光、気温、強風、時には雨という生の植物には悪条件ばかりの中で、どんな花材を使うのが良いか、どのくらい生の花が耐えられるか、とても勉強になった花いけでした。

草玉

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